
9月9日の生活学では、和道家の清水有子さんをお招きして、日本古来の「暦」や「行事」についてお話して頂きました。
清水さんは、能や鼓といった日本古来の伝統芸能に造詣が深く、全国各地の神社仏閣をボランティアで清掃する活動などを、全国の仲間と共に行っておられます。ご興味のある方は、是非、リンク先をご覧になって下さい。

今回、お話を伺ったのが9月9日という9という数字が2つ重なる「重陽の節句」に当たります。
古来より奇数を陽、偶数を陰とする考え方があり、1~10までの数字の中で最も大きな「陽」の数である9が2つも「重」なるという意味で、「重陽の節句」と呼ぶそうです。
こんな説明を聞いたメンバーたちからは「へぇ~。」「なるほど!」と感嘆の声が漏れ聞こえます。

昔の人たちは、1年を12カ月に分け、何となくその月に合わせて行動している今の僕たちと違って、1年を72の季節(二十四節季七十二候という考え方)に分けて考えてたんですから、細やかですよね~。
気象衛星も無い時代に、その時期にどんな生活や農作業をすれば良いかを書き記して「暦」を作り上げた訳ですから、今よりもずっとずっと丁寧に自然の移り変わりを観察してたんだと思います。
この観察力の高さが、日本の技術力の高さに繋がっていると感じた時間でした。


