仕事もプライベートも充実していたはずなのに・・・
大手企業で働いていたAさんは、うつ病を発症。きっかけはそりの合わない上司との人間関係でした。
「仕事もプライベートも順調だったはずなのに、今にして思えば、そう考えるようにしていただけなのかもしれませんね。」
休職して心療内科に通いながら復帰を目指しましたが、思うように回復が進まず、何度かの休職期間を経て退職となりました。
休んでも休んでも不安だけが募る日々
通院と自宅療養の日々を過ごしても、なかなか心身は回復せず、どんどんと社会から孤立しいく感覚に苛まれる日々。
お医者さんに相談しても、眠りやすくなる薬を服用しても、時間だけが過ぎていくばかりで、不安だけが大きくなっていきました。
そんな中、ひょんな事からアステージカレッジを知ったAさんは、勇気を出して見学に来られました。
今となっては笑い話ですが、ガチガチに緊張しておられた表情は、今現在のAさんとは見違う程でした。
参加してみて気付く、自分の心、考え方、捉え方
初めは半日利用するだけでも精一杯だったAさんですが、数か月をかけてじっくりと通所日数、通所時間を増やしていかれました。
傷病手当や失業給付などの期限も迫る中、「早く仕事に戻らなければ・・・」と現実的な不安もまた募ってきます。
その度に出てくるのが、「○○しなければならない。」「できないと言ってはいけない。」といった自分の心、考え方の癖でした。
自分のことよりも、求められている事を優先してきた自分。
○○するべき!と自分の気持ちを後回しにしてきた自分。
今まで言葉にしてこなかった自分についての想いや考えが、アステージの様々なワークを通じて、少しずつ見え始めた頃でした。
アステージ式の就労支援
2年の利用期間を経て、Aさんは前職とは異なる、まったく新らしいジャンルで自分らしく働いておられます。
アステージのプログラムには、面接の練習も作業訓練もありません。あるのは色々な人との出逢いを経験できるプログラムと、自分自身の考え方や捉え方を知るワークシートを活用したプログラムです。
就労支援のカタチは色々ありますが、仕事や職業生活に疲れ、休職や退職を余儀なくされた方に対する支援は、ご自身の考え方・捉え方と向き合う所に要点がある様に思います。
いよいよここからが本番です
Aさんからは、この2年間を振り返って「こんなにも自分についてじっくりと考え、向き合うのは初めての経験だった。正直、キツい時もあったけど、通い続けて本当に良かった。」とのコメントが返ってきました。
アステージで学んだ自分との付き合い方・活かし方が試されるのはここからが本番。これからも人生に何度となく訪れるピンチを経験に変えていくAさんを、フォローアップしていきたいと思います。

