

7月31日(金)は『卒業式プログラム』を行いました。
この取組みは、アステージカレッジを卒業するメンバーが『アステージカレッジに来る前の自分は、どんな状況であったのか?』『アステージカレッジに来たばかりの頃の自分と今の自分を比較して…』『仲間たちに伝えたいメッセージは…』といったスピーチを行う特別なプログラムです。
そのお話を聞くために、現メンバーやアステージカレッジのOB・OG、実習等でお世話になった企業の方々も集まってくれました。

今回、卒業スピーチを行ったAさんがアステージカレッジに来たのは2年前。それまでのAさんは大手企業で10年ほど働いておられましたが、ある時、職場の人間関係が原因でうつ病を発症し、会社を休職。なかなか回復が見込めないまま退職されたそうです。
退職後、しばらくは自宅で療養されていましたが中々回復せず、一念発起してアルバイト挑戦を決意。不安と緊張に震えながら応募した先がアステージカレッジでした。
面接で正直に状況を話してくれたAさん。スタッフもまた正直に「今、Aさんに必要なのは、アルバイトではなくて自分自身と向き合う事。私たちがAさんの支援者ならば、長い目で見て、そういう支援をします。」に応えました。


直感を大切にするAさんはその場でアステージカレッジの利用を決意。初めは週に数回、半日だけ利用する所から始め、少しずつ自分自身と向き合っていかれました。
1年程経過した頃から少しずつ自分らしく居られる時間が増え、自信とともに心身の回復度が高まっていきました。
Aさんは「仲間との信頼関係、毎週来てくれる様々なゲストスピーカーとの出逢い、実習など実践的な経験などがホントに役立った。」「アステージカレッジの取組みは、自分自身と向き合うという意味でホントに苦しいものだったけれど(笑)、気が付けば、今の自分が一番好きと思えるほど成長していたから、みんなもしんどいとは思うけど、必ず良くなるからアステージカレッジに通い続けて下さい。」とスピーチを締めくくりました。



人生には、少し立ち止まったり、じっと悩んだり、モジャモジャ考えを巡らせることが必要です。
アステージカレッジでは、このモジャモジャ考えるチカラをモジャリティー(Mojarity)と呼んでいます。
アステージカレッジに来る前のAさんは、進学・就職と立ち止まることもせず、仕事や暮らし必死でした。いよいよ倒れるまで走り続けたAさんは、アステージカレッジに来て、モジャリティーを回復されました。
卒業後の進路はAさんが願った通りに本にまつわる職場での就職です。Aさんの新しい門出をこれからも応援していきたいと思います。

